導入事例・技術情報

ノイズ減衰トランスを活用した誤動作の改善

更新日:2021年06月07日

なぜか機械や設備の誤動作が頻発して 困ったことはないでしょうか。 また、今後新しい機械や設備を導入する際に 誤動作が起こる可能性もあります。 その誤動作は電源などから発生する ノイズが原因かもしれません。 そんなときには布目電機の『ノイズ減衰トランス』が 効果を発揮します。

『ノイズ減衰トランス』とは、
トランスの1次2次コイル間の絶縁特性等を生かして
ノイズを軽減することに特化したトランスです。

電源ラインに流入する高周波のノイズ成分を
効果的に減衰させます。


当社のあるお客様の生産ラインでは

以前からプレス機電源から発生するノイズにより
ロボットを制御するセンサー類の誤動作が頻発していました。


その影響を受けて生産性も落ち、歩留まり率も低い状態に。

 
ノイズフィルターのメーカーやアースの取り方を

変えたりしましたが改善しません。

 

ご相談を受けた当社はコモンモードノイズという
対地電圧に伝わるノイズではないかと推察し、
お客様にノイズの詳細な調査を依頼。

 

結果その推察どおり、コモンモードノイズ
検出されました。

 

そこで当社の『ノイズ減衰トランス』を設置し
誤動作を改善することができました。

 

【ノイズ減衰トランス(国内品)】

https://www.ipros.jp/product/detail/2000513512


当社の『ノイズ減衰トランス』は
長年電機を扱ってきた専門メーカーの経験を活かし
ノイズ減衰特性と他の電気特性とのバランスをとった設計で
電圧変動率の悪化を防いでおります。

 

海外規格においてはこうした電圧変動率や保護協調の規定も
厳しくなりますので非常に重要なポイントです。


当社では他のメーカーさんでは対応がむずかしい

ULやENなどの海外規格に対応した
『ノイズ減衰トランス』もご用意しております。

 

【ノイズ減衰トランス(海外規格品)】

https://www.ipros.jp/product/detail/2000513523

 

国内海外問わず、もしもお客様の工場や現場で

ノイズによる誤動作や不具合が疑われるときは
お気軽にご相談ください。


ノイズ減衰トランスを貸出のうえ
改善テストを行うことも可能です。


ぜひ、現場の改善にご協力させていただけましたら幸いです。

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